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「整骨院」での治療は、法で定められた治療に関しては健康保険で「保険診療」の扱いで受けることができます。
医療機関での治療も同じような形ではありますが、これは「すべての治療がすべて保険診療」ということではなく、「自費での治療」になるものもあります。
ではどういった治療が「保険診療」に該当するのでしょうか?

医療機関でも「自由診療」というものがあるように…。

例えば歯医者にかかったとき、虫歯ができて、それを治すのには「保険診療」で治療を受けることになりますが、この虫歯の被せものが「銀歯」になるのが嫌だから、とセラミックなどの審美的な素材にすると、保険の適用になりませんね。
他にも皮膚科に通っていて、皮膚炎など疾患の治療の場合には、「保険診療」で治療することになりますが、お肌を若返らせたい、といった治療の場合は「自費」で支払うものです。
このように、「整骨院」での治療の場合でも、急性の「骨折」「脱臼」「捻挫」「肉離れ」「挫傷」などの治療は「保険診療」が受けられます。

症状が出た経緯を自分で説明できるようにしましょう。

症状が起こったときの状況によっては、保険診療なのかどうかよくわからない、というケースもあります。
ですので、基本的にはケガをした、事故に遭った、転倒して捻挫した、などといった状況について、自分できちんと説明ができるように、メモを取っておくようにしましょう。
何となく痛いから、といった説明になると、症状との因果関係がはっきりしない症状については、慢性のものと捉えられてしまうため、整骨院でも対応に困ってしまいます。
ケガをしたときには痛みがつらいものですし、どうしても気が動転してしまうものですが、慌てずに、携帯などでメモをしておくなどするとよいでしょう。

心配な場合は遠慮せずに治療費について尋ねましょう。

どんな場合でも、いくらかかるのか分からない状態で治療をしてもらうのはとても不安なものです。
しかも辛い症状で来ているわけですからその不安はなおさらのこと。
もし治療の内容や、治療費の金額などで不安に感じる場合には、遠慮せずに尋ねるようにしましょう。
「整骨院」の側も、そういった不安になる可能性ついてはよく理解しているはずですので、丁寧に答えてくれるはずです。
適切に治療を受けて、症状の早期改善をはかりましょう。